10年前。

にゃんぽんと齋藤助産院の普通の日々」をひさしぶりに覗いてみた。2005年4月16日の記事は「毎日が天国」と題して以下のとおり。

昨晩は助産婦会の会合が遅くまであり、子ども達も9時くらいまで居たので、にゃんぽんはその間家に入れず(小さい子から手荒に取り扱われたことがトラウマになって、にゃんぽんは子供を見ると逃げて行く)、寝不足の解消のためか今朝はのんびりと新開さんのベッドの上で朝寝していた。

10時から1時半頃まで助産院の子ども達の子守り。碧さんママと一緒に7人の子供達をシエンタに乗っけて平塚市総合公園へ遊びに行った。ふれあい動物園では羊がオシッコした後、丸いころころしたウンチをバラバラとまき散らすのを見た。毛に触るとそのまま絨毯にできるくらい厚くしっかりしているのに驚いた。ハムスターやはつかねずみやひよこやウサギを抱いた。子ども達はみんなかわいくて(時々けんかして泣き出すけど)木に登ったり、わんぱく広場を駆け回ったり、おにぎりやパンを食べたりお茶を飲んだり、手をつないだり、歩いたりした。カメラを持ってこなかったのを後悔した。

「私たちって毎日が天国にいるようなもんだね。『楽しい日々は今日でお終いです、明日から辛い苦しい日々が始まります。』と言われても『ああ、やっぱりそうか、しかたないネ』というしかない生活を送っているよね。」と齋藤さん。私もそうだと思う。

にゃんぽんは昨年亡くなったけれど、基本的に「毎日が天国...」であることは変わらない。時は過ぎ行く.....。
同じく2005年の10月15日、当時「さすらいの助産婦」だった新開さんとのこんなやりとりが....。

 AppleiTunes用のミュージックカード5000円分を買って来た。Apple IDのパスワードを忘れてちょっと手こずったけど何とか登録完了。さっそく一青窈(ひととよう)の「ハナミズキ」をダウンロードして聴いてみた。聴きながら3人でおしゃべり......

  齋藤さん:結婚式でよく歌われるってきいたけど
       私はお葬式の時にぴったりだと思う。
  新開さん:じゃー、もし齋藤さんのお葬式の時に私が居たら
       この曲を流してあげますね。
  齋藤パパ:新開さんが私達の年になるまで(あと27〜28年)は
       元気に生きていたいもんだね。
  新開さん:えー!それって私が結婚してるか子供がいるか
       仕事してるか確認したいということですか?
  齋藤パパ:イヤ、何してるかには関係なく...だよ。

10年後の助産院........どんな感じかな?
どんなであっても、とりあえず「元気に生きていたい」ものです。(おじちゃん)