今日は午後から藤沢市の市議会議員、神尾江里さんが助産院にきてくださいました。
齋藤かおりさんが『産後事業』のことについてラブレターをしたためたところ、神尾さんからご連絡をいただき、助産院を見学しに来てくれたのです。
産後のお母さんになるべく早い段階でもっとケアが必要な事。産後ケアを実施している自治体でも、必要と連絡をうけてから自治体の審査がおりるまで時間がかかってなかなか迅速な対応ができていない事。藤沢市にいたっては、議題にも上がっていない事。(茅ヶ崎は数年前に動きはあったものの、予算の関係でなしになってしまったようです)本来、妊産褥婦さんに産後ケアがあること、助産院の存在が知られていないこと。などなど、お伝えしました。
『子育てってこんななの??』
『寝る暇ないんだけど??』
『どうしてうちの子は寝ないの?』
『自分のご飯を食べる暇なんてない!』
などなど、赤ちゃんをうんで、退院してお家に帰ってはじめて気づくことはたくさんあります。
そんな時に産後ケア(助産院では産褥入院をすることが多いですが)を使うことができれば、お母さんが少しずつ、産後の体も休まり、子育てや赤ちゃんと過ごす時間を受け入れて自信がついていくようになるのではないでしょうか。
『もっとみなさんが声をあげて伝えていくことも、行政を動かすためには大切です』と神尾さんもおっしゃっていました。
あらためて私たちにできることはないか。
まずは、たくさんの方に助産院を知ってもらうこと。
そして、助産院に来てくださったおひとりおひとりに、少しでも来て良かったと感じていただけるように、お手伝いしていきたいなと決意を新たにする機会になりました。