さてさてハロウィンも終わって、早くも11月に入りましたね。
年に一度の大イベント、お産カーニバルまであと3日です。準備は着々と、、、と言いたいところですが、まだまだやることはたくさんありそうな、、、
たくさんの方に楽しんでいただけることを心から願って。準備引き続き頑張ります。
11月はお産の予定の方も多いので、今日の外来はどの時間も妊婦健診で賑わっていました。最近よくお産を間近に控えた妊婦さんと話をしていて出てくる会話。『お腹って張っていいんですか？？』というフレーズ。
助産院では正常なお産、37週、つまり正期産に入るまでにお産の兆候が始まってしまうとお産をお受けできません。なので、妊娠経過中にお腹が張ったり、出血があったりと切迫早産の兆候がある場合は安静にしていただいたりと気をつけてもらうようお話ししています。
が、しかし、そこをクリアすれば、つまり37週に入れば、これまでとは一転。『どんどんお腹が張るように動いてください。』とお話をします。赤ちゃんは予定日どおりに陣痛を起こしてくれるわけではありません。お産にむけて赤ちゃんがお腹の中で体勢を整えていくためにはお腹が張るということは不可欠なのです。お腹が張ることで少しずつ産道に頭を下ろしていき、赤ちゃんを包んでいる膜（羊膜）を風船のように膨らませて子宮の出口（子宮口）を少しずつ広げていきます。準備が整った上で陣痛が始まってくれた方が赤ちゃんにとってもお母さんにとっても好都合ということです。
早歩きでも、スクワットでも、しこふみでも、ダンスでも、なんでもいいです。どんどん動いてどんどんお腹を張らせて、お産に向けて体も心も準備をしていきましょう。もちろん適度な休憩も必要ですよ。
こちらは昨日退院されたTさんです。赤ちゃんが着ているこの可愛いドレス。なんとご本人が赤ちゃんの時に着ていたものだそうです。すごく可愛いですよね。おめでとうございます。
