今日は3組が入院中です

今日は3組の方が入院中です。明日退院される方もいっしゃいますので、そろそろお産の方来ないかなと齋藤さんが言われていました。

 

今日は写真がないので、私が夜勤の時恒例の薬膳のお話を書きたいと思います。

 

最近スーパーでもうなぎの蒲焼が売られていますね。

 

7/20から8/7まで「夏の土用」に入っています。

実は「土用」は夏が一番有名ですが、それぞれの季節の暦の上での変わり目にあるものです。だから、春夏秋冬とそれぞれ土用があります。

「土用」とはうなぎを食べる期間(どうも説によると鰻屋さんの宣伝と夏土用をかけたものという話もあります)というだけでなく、次の季節を健康に迎えるために「体調を整える」期間です。

具体的には、「胃腸をいたわる期間」とイメージしてもらうといいです。

夏の暑さで、私たちの胃腸は冷たいものを食べたり、涼しい部屋にいて弱っています。汗をかけば、汗とともに元気も外に出て行くので疲れやすくなります。

食欲不振、夏バテ、むくみ、体の冷えなどは弱ってしまった胃腸が食べ物を消化しきれず、不消化な水分として体に残ってしまっていることが原因です。

 

この胃腸が不調なまま秋に突入したらどうでしょうか?秋になると風邪を引いたり、喘息発作が出やすかったり、乾いた咳がいつまでも止まらない、便秘になるなどの不調が出てくるかたもいます。

胃腸が元気だったら、体の免疫力もあるから風邪をひかない、季節の変化にも対応できる体でいられます。

具体的にどうしたら「土用の養生」になるのか?

・腹八分目で食べる

・空腹でなければ、食欲がなければ無理に食べない(必ず、水分はしっかりと摂ってください)

・甘いもの、冷たいもの、生もの、味の濃いもの、脂っこいものは消化力の高い昼間に食べる

この3つを自分比でいいので、意識してもらえると秋になった時に体が違いますよ。

 

これから夏休み本番です!みんなで美味しいものを食べにいくこともありますよね。

そんな時は「心の薬膳」として、楽しんで美味しさを噛み締めて食べてくださいね。

 

今のところ、お産の電話はありません。予定日が近い方が2名いらっしゃいます。

どんな夜になるでしょうか。

郡司