今夜も風が強いですが、明日からまた寒くなります。

今晩の助産院は昨日に引き続き、3組のママと赤ちゃん達がお泊まりしています。

 

日中は、湘南助産師会の定例会がねむの木のホールで行われました。

写真がありませんが、近況の報告と今後の活動予定を共有しました。

 

今日は、写真がないので私が夜勤の時恒例の薬膳のお話をします。

 

今夜は昨日に引き続き、風が強いですね〜。

そして、最近はインフルや溶連菌などいわゆる「風邪」が流行っています。

薬膳のベースになっている中医学では、病気のもとを「邪気(じゃき)」と呼びます。

そしてこの邪気は、「風・暑・湿・寒・火」と種類が5つあります。

この中の風+邪気で、私たちがよく知る「風邪」となります。

「風邪」は風にのって病気の元が体の中に入ってきますが、実はこれが厄介なんです。

風邪は寒気がする寒タイプの邪気とくっついたり、熱タイプの邪気とくっついたりするので、

風邪をひくと、寒気がして熱が出るタイプと喉が痛くなって痰が絡むタイプと色々現れます。

 

一番大切なことは、「邪気」を体に入れないこと。

今日みたいな風強い日は、風が閉じている毛穴をこじ開けて邪気と一緒に体の中に入ろうとしていますので、首元(特に後頭部)はマフラーやストールで覆うようにしてください。

そして、体のバリアを強くするには「肺」を補ってあげる食べ物と意識してとるようにしましょう。

肺を補う食べ物は「白い食べ物」です。大根、かぶ、レンコン、山芋・長芋・大和芋、豆腐、豆乳、白木耳、えのき、梨、白ごま、豚肉などです。

食べ方のポイントは、水気の多い調理方法(煮物、スープなど)でお召し上がりください。

 

なぜ白い食べ物がいいかというところを、書き出すとすごい文字数になるので気になる方は助産院で郡司までお声がけください。

 

明日の朝は寒いので、お味噌汁にしょうがやネギを入れたり、紅茶にシナモンやはちみつをいれてお腹を温めてあげると朝から元気に動けますよ。

 

赤ちゃん達はそれぞれのお部屋で過ごしています。明日退院の方もいらしゃるので、ゆっくり休めるようにお手伝いさせていただきます。

 

(郡司)