今日の入院さんと本のご紹介

今夜も2組の入院さんの助産院です。

 

経産婦さんであってもはじめましての赤ちゃんに授乳をすることは、自転車が乗れるようになるのと同じようにうまくいかないこともあります。

 

お外に出て来て、初めて空気に触れ、重力を感じ、光や音を感じるだけでも大きな変化です。

そこからおっぱいが飲めるようになるのは、すごい変化です。

さっきは飲めなかったのに、今回は飲めた!

赤ちゃんも学び、お母さんも赤ちゃんがどうすれば飲めるようになるのかわかるようになります。

本当に大きな変化だなと思います。

 

そして今日は医療者や助産師向けとなりますが、齋藤さんより本を1冊ご紹介させていただきます。

 

『頑張れ助産院 自然なお産をとり戻せ』

自然分娩すいしんアドバイザー 荒堀憲二著

自然分娩推進協会

 

助産院では、産む側であるお母さんの「産む力」が最大限に発揮できるように妊娠期からサポートしていきます。

「産む力」「産まれてくる力」両方があります。最大限に生かすためには、お母さんが自分と赤ちゃんのこと両方に意識を向けることが大切です。

助産院の健診で身体作りのためさまざまな保健指導をしますが、これも産む力を最大限まで高めるためです。

助産院ではスタッフは、助産院でお産されるお母さん・赤ちゃん達、また産後いらしゃるお母さん・赤ちゃんたちのためにさまざまな学びをしています。

 

今夜も産まれたての赤ちゃんとの生活に頑張るママたちを陰ながらサポートします。

 

(郡司)